漫画「ぼっち・ざ・ろっく！」とは、はまじあきさん原作の漫画作品です。
主人公である後藤ひとりが根暗な自分を変えようとギターにのめり込みいろいろな人たちと関わり合いながら成長していくハートフルストーリーです。
漫画「ぼっち・ざ・ろっく！」全巻の値段は、電子書籍アプリebookjapanの初回限定クーポンを利用することにより、単行本のまとめ買いよりも安く読めます。
とにかく紙書籍にこだわりなく、全巻を1番安く読みたい人におすすめです。
以下に、漫画「ぼっち・ざ・ろっく！」全巻をお得に安く読める電子書籍アプリについて紹介します。
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漫画「ぼっち・ざ・ろっく！」全巻新品の値段は買ったらいくら？
漫画「ぼっち・ざ・ろっく！」単行本全巻の値段はいくら？
「ぼっち・ざ・ろっく！」は単行本の1～5巻まで発売されており、次巻6巻の発売日は未定となっています。
単行本：全5巻
全5巻をまとめ買いすると定価4,707円(税込)になります。
そこで、漫画「ぼっち・ざ・ろっく！」全巻新品まとめ買いの値段を知名度の高い通販サイトで調査してみました。
| 通販サイト | 全巻値段(税込) |
| Amazon | 4,707円 |
| 漫画全巻ドットコム | 4,707円 |
| アニメイト | 4,707円 |
| 楽天市場 | 4,707円 |
| Yahoo!ショッピング | 4,707円 |
| ヨドバシカメラ | 4,707円 |
このように調査時点では、Amazonなどの通販サイトでは同一価格(定価)ということがわかりました。
さらに、漫画「ぼっち・ざ・ろっく！」単行本の場合、売り切れてしまい、次の入荷を待つという可能性もでてくるかと思います。
漫画「ぼっち・ざ・ろっく！」電子書籍全巻の値段はいくら？
電子書籍は全5巻まで発売されています。
電子書籍：全5巻
全5巻まで読む場合、電子書籍最安値のebookjapanにおいては、通常価格の場合、4,400円(税込)になります。
ここからさらに、初回登録時にもらえる70%OFFクーポンを利用することにより、なんと全5巻を1,320円(税込)で購入できるんです！
結果、単行本より、3,387円も安く読めるということですね！
漫画「ぼっち・ざ・ろっく！」全巻を最安値で読みたい人には電子書籍アプリのebookjapanがおすすめです。
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しかしながら、電子書籍にはまだ抵抗がある人も少なからずいるかと思います。
実際は紙の単行本を購入して読むよりもかなりメリットがあるんです！
ぜひ、参考にしてください！
- 単行本より安い
- ダウンロードすることにより、いつでも好きなところで読める
- キャンペーン・クーポン等が利用できる
- 購入前に試し読みができる本が多い
- 単行本を置くスペースがいらない
- 在庫切れがない
- 本屋にない書籍でも購入できる
- 文字のサイズやフォントを変えられる
このようにたくさんのメリットがありますので、漫画全巻を1番安く読みたい人は電子書籍アプリでまとめ買いすることをオススメいたします！
漫画「ぼっち・ざ・ろっく！」全巻をお得に安く読める電子書籍アプリまとめ
漫画「ぼっち・ざ・ろっく！」全巻まとめ買いは、価格重視だとebookjapan一択になると思います。
さらに、これから電子書籍を毎月コンスタントに利用したいと考えている方へ、知名度が高く、品揃え・使いやすさ・還元施策などが豊富で、大手企業が運営していて安心して利用できる電子書籍アプリを厳選し、各サービスの特徴やオススメポイントについて説明いたします。
電子書籍はたくさんの種類があり、どのサービスを利用したらいいかわからない人も多いかと思いますが、ぜひ、参考にしていただき、ご自身にあった電子書籍サービスを選んでください。
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最安値は「ebookjapan」
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とにかく還元策が豊富で、特にYahoo!プレミアム会員の方やソフトバンクとワイモバイルのスマホユーザーであれば、PayPayポイントの還元率が高くなりお得にお買い物ができます。
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そして気になるお支払い方法ですが、ebookjapanではさまざまなお支払い方法がご利用できます。
- PayPay残高
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- ebookjapanにあらかじめ登録したクレジットカード、もしくは購入時に入力したクレジットカード
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1番のおすすめは「月額プラン」に登録してマンガコインを定期購入してから、漫画を購入することです。
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そして、月額メニューに新規登録された場合は、後日、登録メニュー分の全ポイントが最大で20,000ポイント還元されますので、実質無料で漫画を購入することができます。
種類の豊富さは勿論、BLやライトノベル作品も充実していて、ランキング上位の作品は無料立ち読みもできるのもオススメの一つ。
また、ポイント等を購入してからの購入ではなく、直接料金を支払う事ができる為、少額の商品から気兼ねなく購入する事が出来るのも嬉しいポイントです！
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漫画「ぼっち・ざ・ろっく！」のあらすじ
中学生の頃、後藤ひとりはテレビで陰キャの若者がバンドによって人生が変わったという話をしている姿を見て感銘を受ける。昔から暗い性格だったひとりは自分も変われるかもしれないと勇気つけられ、父親からギターを借りて弾いてみると妙にしっくりくる。最初は四苦八苦することばかりだったが、だんだんと慣れていき、なんとなく弾けるまでに成長していた…。遂に自分も文化祭でちやほやされると思っていた時、いつの間にか中学を卒業することになっていた…。チャンスを逃してしまったひとりは高校で再起をかけて自分を変えようと奮闘するのだが、なかなかうまくいかない。根暗な性格が災いしてクラスでも馴染めずに1人浮いている期間が続き放課後公園で佇んでいると、1人の女の子が声をかけてくる…。
| 作品名 | ぼっち・ざ・ろっく！ |
| ジャンル | 少年・青年漫画 |
| 作者 | はまじあき |
| 出版社 | 芳文社 |
| 掲載誌 | まんがタイムきららMAX |
| 巻数 | 最新刊5巻 |
| 外部リンク | Wikipedia |
漫画「ぼっち・ざ・ろっく！」の見どころ
漫画「ぼっち・ざ・ろっく！」の見どころを3つ紹介します。
- 根暗な自分を変える
- ギターによって仲間が増える
- バンド仲間ができる
根暗な自分を変える
この作品の主人公ひとりは昔から1人でいることが好きで、かなり根暗な性格として紹介されているのですが、周りからちやほやされたいという気持ちもあるようで、ギターを始めて文化祭で披露しようと考えている姿がとても興味深いです。ですが天性の根暗属性を持っているので、なかなか行動に移せない姿に感情移入できましたね。根暗な人は、もれなくひとりの行動に共感してしまうこと間違いなしだと思います。
ギターによって仲間が増える
ひとりは高校で友達を作ろうと学校にまでギターを持っていき、会話のきっかけを作ろうとしていたのですが、ことごとくその作戦が失敗している姿がとても印象的ですね。段々と日にちが経ち友達を作るきっかけをどんどん失っていく姿がとてもリアルですね。ひとりが友達を作ろうとすればするほど裏目に出てしまう感じは、まさに根暗属性の最たるものだと思うので見ていて非常に面白いです。やはりひとりが変わろうとしている姿に心打たれます。
バンド仲間ができる
物語が進むに従ってひとりの周りに人が集まっていく姿がとても面白いですね。公園でギターを背負いながら佇んでいるときにある女の子がひとりのことを見つけて臨時で自分のバンドメンバーに入れようと勧誘されてしまう流れがとても面白かったですね。突然のことにひとりがとても動揺しているということが如実にわかったので凄くドキドキしてしまいました。でも、この出会いがきっかけで友達もできていくので目が離せません。
漫画「ぼっち・ざ・ろっく！」の感想
この作品のアニメ作品も見ていたのですが、すごくクオリティーの高いものに仕上がっていたのでどんどん先の展開が気になってしょうがありませんでした。やっぱり音楽を題材にした作品と言うのは漫画にするとすごく伝わりにくいと言うことを聞いたことがありますが、この作品はそんな事はありません。それどころか描写から音楽の何たるかが聞こえてくるような感じを受けるので凄く面白い作品だということ間違いなしだと思います。個人的に思うのはやっぱりキャラクターたちがとても可愛いと言う所です。主人公であるボッチちゃんことひとりが、とにかく魅力的でどんどん彼女に対して好感が湧いてくること間違いなしだと思います。というのもギターのことをこよなく愛していると言う雰囲気が伝わってくるので彼女が活躍すれば活躍するほど何だか自分のことのように嬉しくなってくるという感じがします。大勢の前で何かをするのが苦手というひとりなのですがギターを持って音楽をする時だけは楽しいと思える部分にすごく興味が湧きました。私にもそれくらいハマれるものが何かできればいいのですが、なかなか見つからないのでちょっと私もひとりみたいに何かに打ち込んでみたくなりました。
とにかくこの作品の作画がめちゃくちゃ大好きなので、すぐに物語の中に没入することができました。音楽をテーマに扱っているのですが小難しい事は何一つ出てこないので、そういうところがすごく読んでいて楽しいです。ギターについての専門的な何かなどはあまり描かれていないのですが音楽というものがとても素晴らしいと言う事は強く描写から伝わってくるので見ていてとても面白いです。ぼっちちゃんことひとりがどんどんいろいろなキャラクター達と接触を図っていくことによって成長していくストーリー展開が非常に面白いと感じられるので、どんどん先が気になること間違いなしだと思います。ギター1つでこんなにも世界が広がるのかということをこの作品を読んで色々と感じることができたので自分も何かに打ち込みたい気持ちになってくること間違いなしです。昔ギターをちょっとだけやったことがあったのですがやっぱり指の使い方がすごく難しかったので、ちょっと断念してしまいました。ですがこの作品を読んだことでまたギターに対する熱がふつふつと上がってしまった事は間違いないのでもし機会があったらもう一度ギターに触れて演奏してみたい気持ちでいっぱいです。今手元にギターがないのがなんだかもどかしいです。
とにかく主人公であるぼっちちゃんことひとりが可愛らしくて仕方がありません。すごく素直な性格でギターに対する愛情の注ぎ方が他の人とはひと味もふた味も違っている感じがとても魅力的だなと言う風に感じました。学校にまでギターを持っていって友達関係を築こうとしてしまうような姿が本当にほほえましくて、すごく応援したい気持ちがふつふつと湧いてしまいました。しかしなかなか友達ができなくて公園で1人たたずんでいる姿がなんだかとても切なく感じました。でもこのギターを常に持っていたことで自分と同じ音楽好きの女の子が声をかけてくれる展開が巻き起こっていくので、そこに注目していくと物語がどんどん面白い方向へと舵を切っていきます。やっぱり音楽と言うものは人々をつなげる役割を果たしているんだなぁと言うことをこの展開を見て強く実感してしまいました。彼女のバンド仲間がライブに出られなくなってしまったことでぼっちちゃんに白羽の矢が立ったと言う展開が巻き起こっていくのでそこがまた非常に面白いなと言う風に感じられます。突然のことに困惑するぼっちちゃんですが腹を決めてライブに出る展開が非常に面白かったです。なんとなく人見知りの人だったらボッチちゃんに感情移入できると思います。
この作品の主人公であるぼっちちゃんのメンタルの部分に注目してもらいたいですね。人見知りな性格で他人に対して、なかなか自分の本当の気持ちを打ち明けられないと言う姿が色々と描かれていたのですが、やっぱりすごく彼女に共感してしまいますね。夏休みのエピソードの時にバンド仲間を遊びに誘うことがなかなかできないぼっちちゃんの姿がとてもかわいらしいなと言う風に感じました。自分も「断られたらどうしよう」と言うネガティブな思いが働いて友達に対して、なかなか遊びに誘うことができない時が多々あったので、この姿を見たときにボッチちゃんの事をより好きになってしまいましたね。相手から誘われることを結局待ってしまうぼっちちゃんのメンタルがなんだか自分と瓜二つなような気がして、すごく彼女のことが大好きになりました。結局バンド仲間から夏休みに遊びに誘われることがなくて、メンタルを病んでしまっている姿が描かれていたので、その部分も結構コミカルで面白かったです。やっぱり人間関係を発展させるためには自分から行動を起こさないといけないと言うことが隠れたメッセージとして伝えられているような気がして、すごく心を打ちましたね。ボッチちゃんが、どんどん心を病んで仕舞えばしまうほどすごく魅力的に見えてくるので本当に不思議な作品です。なんだかその描写がコミカルでおかしいので彼女から目が離せません。
この作品の主人公であるぼっちちゃんのことが、とてもかわいらしいなと言うふうに感じましたね。人付き合いがとても苦手で高校に入っても、なかなか友達ができない姿に、なんだかとても共感してしまいましたね。自分から人に話しかけることが得意ではないと人と言うのは、やっぱりすごく辛いものですよね。そういうことがこの作品の中で色濃く描かれていたので人見知りな人は絶対にはまること間違いなしだと思います。そんな彼女がギターと出会って邁進していくので、その展開が非常に面白かったです。学校にギターを持っていって誰かが話しかけてくれるのを待っている姿がなんだかとてもいじらしくてかわいらしいなと言うふうに感じました。もし自分が彼女のクラスメイトだったら進んで声をかけてしまうこと間違いなしだと思うので、なんだかちょっと切なかったですね。なかなか友達ができずに困っていたひとりなのですが公園でたたずんでいるときにある女の子が声をかけてくれる展開が非常に興味深く映りましたね。その子も音楽をやっていてどういういきさつか分かりませんが、「ライブハウスに突然出てくれ」と頼まれてしまう展開が非常に面白かったです。突然のことに動揺しているひとりがかなり笑えました。
『ぼっち・ざ・ろっく！』は、他人とうまく会話することができない、友達ができないというコンプレックスを持つ女の子が、バンドの一員となりながら徐々に自信をつけ、克服していく物語です。
この物語を読んで感じたことは、何より自分に自信を持つことの大切さです。
主人公の女の子は、他人とうまくコミュニケーションが取れないことに悩んでいたが、音楽を通じて自分を表現することができ、また、バンドの仲間たちと一緒に演奏することで、徐々に自信をつけていきます。
自分の行ったこと、成し遂げたことから自信を身につけていくと、他人とのコミュニケーションも徐々にスムーズになり、人生をより楽しむことができるのだということが伝わってきました。
また、この物語は、音楽によるコミュニケーションの可能性についても教えてくれます。
主人公の女の子は、言葉で表現できない自分の想いを、自身の演奏や歌詞の執筆を通じて表現しています。
そして、それがバンドの仲間たちや、彼女の演奏を聴いてくれる人の心を動かしていきます。
この物語は、自分に自信を持つことと音楽を通じたコミュニケーションの可能性を教えてくれます。
言葉以外の手段でも自分を表現することができる、ということは、私を含め、他人とのコミュニケーションに関して悩みを抱えている人に少し勇気を与えてくれるのではないかと思います。
一読の価値ありです。
この作品の作画がめちゃくちゃ大好きです。
結構萌え系のキャラクターたちが出てくるのですが全く嫌悪感なく物語を楽しむことができるので素晴らしい作品だというふうに感じています。
と言うよりもキャラ達がめちゃくちゃほのぼのとしていて可愛らしいのですごく好感が湧くこと間違いなしだと思います。
この作品の中でキャラクターたちの休日の過ごし方が描かれていたのですが、その場面がすごく癒されること間違いなしです。
ボッチちゃんは1日中ギターの練習に勤しんで眠ると言うすごく独特の休日の過ごし方をしていて、そこまでギターが好きなんだなぁと言うことを強く感じることができました。
一方の虹夏ちゃんはバイトに勤しんでいる姿が描かれていて、すごく魅力的でしたね。
北ちゃんは友達とショッピングを楽しんでいたのでごく普通の高校生の休日という感じで目の保養になりました。
やっぱりこの作品はキャラたちの描き方がとても上手いです。
背景を色々と知れば知るほどキャラの人となりがわかってくるのですごく感情移入できます。
個人的にはやっぱりボッチちゃんが好きですかね。
自分と性格がすごく似ている感じがして彼女のことが物語が進むに従ってどんどん好きになっていくのを感じます。
「ぼっち・ざ・ろっく！」はタイトルから想像できる通り、ロックが好きな孤独な主人公の話です。ロックを極めて世界へ羽ばたいていく作品というよりは、ギャグも多く日常的な場面も多いゆるふわな作品です。
主人公の後藤ひとりはインターネットの動画投稿サイトでは有名なギタリストではあるけれど、現実では重度の人見知りで友人もいなくて誰とも仲良くなれない性格です。そんな主人公が高校に進学すると、同級生の伊地知虹夏にギターを持っているところを見られて、強引にギタリストとしてバンドメンバーに加えられたところから始まる話です。陰キャな女子高生がひょんなことから憧れのバンドを組むことができ、バンド活動を通じて仲間たちと絆を深め、自分の殻を破っていく展開が面白いところとなっています。序盤の見どころは学園祭のステージ出演です。重度の人見知りのため人前で演奏することができなかった主人公の後藤ひとりが、いよいよ大舞台で演奏する場面です。極度の緊張状態から、会場が大盛り上がる演奏するまでの心境の変化も見どころです。
そして学園祭終了後、仲を深めてきたバンドメンバーと主人公の後藤ひとりの元に重要な人物が来ます。その人物の言葉でバンドの未来が変わっていく展開がまた面白く続きを読みたくなる漫画になっています。
この漫画を知ったきっかけは、ある漫画雑誌を読んでいたときに、「この漫画が面白い」と言うキーワードとともに、この作品のタイトルが書いてあって興味を持ったのですが、ほんとに読んでみたらすごく面白かったですね。他人が勧めているものは私は、あまり信用しないのですがこの作品だけは信用して良かったと心から思います。音楽漫画と言うものは、今まであまり触れてはこなかったんですがこの作品を読んでいるとすごく楽器を弾いてみたい気持ちがふつふつと湧いてくることを感じます。昔一度だけギターをやろうと思ったことがあったのですが、この作品を読んだことで、またそのギター熱が再燃してしまったような感じがします。主人公の女の子が、いわゆるぼっちと言う寂しい境遇に立たされているのですが、音楽を通してどんどん仲間が増えていく展開が非常に面白いですね。名は体を表すとはよく言ったもので主人公の女の子の名前が後藤ひとりと言う部分も非常に面白いなと言うふうに感じました。このひとりがギターを弾いて、うれしそうにしている姿を見ているとなんだか読んでいるこちらにまで伝染してきて嬉しい気持ちが湧いてきますね。これから音楽漫画をたくさん読んでいこうと思えたきっかけになった作品だと個人的には思っています。
この作品を最初に読み始めた頃は、なんだか萌え系のキャラクターたちが出てきたので若干戸惑ってしまいました。ですがストーリー展開は非常にちゃんとしたもので、めちゃくちゃ面白かったのでどんどん物語の中に入り込むことができましたね。バンドがテーマとなっていると言う部分に、すごく心が躍りました。漫画で音楽を扱うと言う事は昔はある種タブーとされていた事なんですが、この作品ではその部分に普通に踏み込んでいく感じが非常にかっこよくて素敵です。主人公であるひとりに、なかなか友達ができない姿がすごく切ないですね。性格が内向的なので、なかなか他人に話しかけられないと言う部分がネックになってクラスでもぼっちになってしまう姿がすごく共感できます。何を隠そう私もすごく人見知りな性格をしているので、ひとりの性格にはシンパシーを感じずにはいられませんね。個人的に好きな場面はひとりが大きなギターケースを背負って歩いている姿です。昔からバンドをやっている女の子にすごく魅力を感じていたので、この作品のそういうシーンが見れて非常に嬉しかったですね。学校にギターケースを持っていったときの周りの冷たい視線がすごく切なかったです。誰かが話かけてくれることを待っていたのですが、なかなか話しかけてももらえないひとりの姿が印象的でした。
学校に居場所を失っていたひとりが公園でたたずんでいると1人の女の子がひとりに対して声をかけてくれた展開がすごく嬉しかったですね。その子はギターケースを見て、話しかけてくれたわけでひとりの思惑がようやく実を結んだ形になったので凄く報われた気持ちでいっぱいでした。その女の子はニジカと言う子なのですがバンドのメンバーを急遽探していたらしくひとりに白羽の矢が立ったと言う展開がドラマチックで面白かったですね。今まで誰からも話しかけて貰えなかったことでひとりがあわあわと動揺している姿がなんだかとても可愛らしかったですね。しかも、話を聞くとすぐにバンドのライブがあると言うことでひとりが強引にステージに挙げられてしまう展開がめちゃくちゃ興奮しました。まだ会って間もなかったのに本当に怒涛の展開すぎて、どんどん物語にのめり込むことができました。昔1度だけライブハウスと言うものに行ったことがあったのですが、あの場所の空気感は本当に独特でひとりが逃げ出したいと言う感情になったのも理解できます。しかも、バンド活動なんてしたことがないひとりなのですから、ステージに立つなんて本当に無謀と言うほかありませんよね。
ひとりが人間関係に苦しんでいる姿が非常に面白いです。今までずっとぼっちとして生活してきたわけですから、どのようにして友達にアプローチしていいのかわからないと言う姿がとても面白いです。自分から休みの日に誘っても良いのかどうかすらわからないひとりのメンタルの部分が非常に興味深くてどんどん物語に入っていけました。私もかなりの人見知りで誰かを遊びに誘うときに「迷惑なんじゃないかなぁ」といろいろ考えてしまう時があるのでひとりの気持ちは痛いほど理解できましたね。でも、そんな気持ちではいけないと考えてひとりが社交的に頑張ろうと努力している姿がこの作品の中でも描かれていくので非常に面白いと感じます。人見知りの1番嫌な点は少し仲良くなっても、ちょっと会う期間が空いてしまっただけで、また人見知りにリセットされてしまうと言う点ですね。私は昔、夏休みの田舎でその体験をしているので非常によくわかります。方言で話し合えるほど、めちゃくちゃ仲良くなった親戚の人と翌年また再会したんですが、その時どんな関係だったか忘れてしまって敬語で話してしまったことがあったので、本当に人間関係というのはとても難しいものですよね。
この作品の中でバンドのメンバーと一緒に江ノ島に遊びに行く展開があるのですが、そこでの会話のやりとりが非常に面白いです。女の子達特有のきゃぴきゃぴした話が色々と聞けるのですごく興味深かったです。ある展望台まで行き、頂上に上がって景色を眺めているみんなの表情が本当にいいですね。なんだかバンドメンバーたちの絆のようなものを感じることができるので、このエピソードは必見だと思います。それからこの旅行でアイスを食べるシーンがあるのですが、あるトラブルが巻き起こってしまう場面も非常に面白かったです。ぼっちちゃんことひとりが鳥に襲われてしまい負傷してしまう場面が描かれていたのでかなり笑えました。しかも、その時に某有名漫画ドラゴンボールのヤムチャのやられ方みたいなオマージュのシーンが出てくるのでめっちゃ爆笑できること間違いなしです。この作品の良いところはやっぱり物語の展開がテンポよく進み、中だるみのないシナリオが本当に読みやすくて素敵です。キャラクターたちも個性的なので、すぐに覚えられますし、ひとりのキャラクター設定も独特なので読んでいて飽きることがありません。この作品を読んだことで、人見知りは個性なんだと思えるようにもなってきたので、ほんとにひとりの存在には助けられることばかりです。
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ぜひ、この記事を参考にしていただき、漫画ライフを楽しんでいただければと思います。