漫画「ショートプログラム」全巻の値段は、電子書籍アプリebookjapanの初回限定クーポンを利用することにより、単行本のまとめ買いよりも安く読めます。
とにかく紙書籍にこだわりなく、全巻を1番安く読みたい人におすすめです。
漫画「ショートプログラム」とはあだち充原作による短編集です。
あだち充が描き出す魅力的なキャラ、コミカルな話や甘酸っぱい恋愛ストーリーなどバラエティに富んだ内容がオムニバス形式で展開されていきます。
必ず一つは自分に合ったエピソードが見つかるはずです。
以下に、漫画「ショートプログラム」全巻をお得に安く読める電子書籍アプリについて紹介します。
漫画「ショートプログラム」
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※クーポンは変更・終了されている可能性があります
その都度、公式サイトでご確認ください
漫画「ショートプログラム」全巻新品の値段は買ったらいくら？
漫画「ショートプログラム」単行本全巻の値段はいくら？
「ショートプログラム」は単行本の1～3巻まで発売されており、3巻完結となっております。
単行本：全3巻
全3巻をまとめ買いすると定価3,900円(税込)になります。
そこで、漫画「ショートプログラム」全巻新品まとめ買いの値段を知名度の高い通販サイトで調査してみました。
| 通販サイト | 全巻値段(税込) |
| Amazon | 3,900円 |
| 漫画全巻ドットコム | 3,900円 |
| アニメイト | 3,900円 |
| 楽天市場 | 3,900円 |
| Yahoo!ショッピング | 3,900円 |
| ヨドバシカメラ | 3,900円 |
このように調査時点では、Amazonなどの通販サイトでは同一価格(定価)ということがわかりました。
さらに単行本の場合、売り切れてしまい、次の入荷を待つという可能性もでてくるかと思います。
漫画「ショートプログラム」電子書籍全巻の値段はいくら？
電子書籍は全3巻まで発売されています。
電子書籍：全3巻
全3巻まで読む場合、電子書籍最安値のebookjapanにおいては、通常価格の場合、2,640円(税込)になります。
ここからさらに、初回登録時にもらえる70%OFFクーポンを利用することにより、なんと全3巻を792円(税込)で購入できるんです！
結果、単行本より、1,848円も安く読めるということですね！
漫画「ショートプログラム」全巻を最安値で読みたい人には電子書籍アプリのebookjapanがおすすめです。
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しかしながら、電子書籍にはまだ抵抗がある人も少なからずいるかと思います。
実際は紙の単行本を購入して読むよりもかなりメリットがあるんです！
ぜひ、参考にしてください！
- 単行本より安い
- ダウンロードすることにより、いつでも好きなところで読める
- キャンペーン・クーポン等が利用できる
- 購入前に試し読みができる本が多い
- 単行本を置くスペースがいらない
- 在庫切れがない
- 本屋にない書籍でも購入できる
- 文字のサイズやフォントを変えられる
このようにたくさんのメリットがありますので、漫画全巻を1番安く読みたい人は電子書籍アプリでまとめ買いすることをオススメいたします！
漫画「ショートプログラム」全巻をお得に安く読める電子書籍アプリまとめ
漫画「ショートプログラム」全巻まとめ買いは、価格重視だとebookjapan一択になると思います。
さらに、これから電子書籍を毎月コンスタントに利用したいと考えている方へ、知名度が高く、品揃え・使いやすさ・還元施策などが豊富で、大手企業が運営していて安心して利用できる電子書籍アプリを厳選し、各サービスの特徴やオススメポイントについて説明いたします。
電子書籍はたくさんの種類があり、どのサービスを利用したらいいかわからない人も多いかと思いますが、ぜひ、参考にしていただき、ご自身にあった電子書籍サービスを選んでください。
漫画「ショートプログラム」
最安値は「ebookjapan」
792円(税込)
| 電子書籍 アプリ |
オススメ度 | 内容 |
| ebook japan |
 |
6回✕70%OFFクーポン配布 PayPayポイントの還元率が高い |
| Ameba マンガ |
⭕ | 100冊まで40％OFFクーポン配布 最安値で全巻まとめ買いできる |
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ebookjapanなら「ショートプログラム」全巻が最安値で読める
ebookjapanは、ヤフー株式会社と株式会社イーブックイニシアティブジャパンが共同運営を行っている電子書籍サービスで、PayPayポイントの還元率が高いため、コンスタントに漫画を安く買いたいと考えている方にはオススメです！
- 購入6回まで使える70%OFFクーポンがもらえる
- 無料で読める作品が多い
- キャンペーンや割引クーポンの配布などが豊富
- PayPayポイントの還元率が高い
- 本棚に収納しているような感覚で背表紙を表示できる
初回登録時、購入6回まで使える70%OFFクーポンがもらえ、1回のお買い物で最大500円まで割引できます。
簡単に説明しますと、読みたい漫画を全巻購入する場合、数回に分けて購入することにより、3,000円割引で購入することができるんです！
また、月額料金などは一切かからず、本を1冊買うごとに料金を支払う都度課金制のサービス。
とにかく還元策が豊富で、特にYahoo!プレミアム会員の方やソフトバンクとワイモバイルのスマホユーザーであれば、PayPayポイントの還元率が高くなりお得にお買い物ができます。
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そして気になるお支払い方法ですが、ebookjapanではさまざまなお支払い方法がご利用できます。
- PayPay残高
- Yahoo!ウォレットにあらかじめ登録したクレジットカード
- ebookjapanにあらかじめ登録したクレジットカード、もしくは購入時に入力したクレジットカード
- ソフトバンクまとめて支払い
- ワイモバイルまとめて支払い
- ドコモ払い
- auかんたん決済
- WebMoney
- BitCash
会員登録は無料ですので、気になる方はぜひ、サービスを利用してみて下さい！
Amebaマンガならマンガ100冊を40%OFFで購入できる
運営しているのは株式会社サイバーエージェントで、漫画に特化した日本最大級の電子コミックサービスで漫画をメインに利用したい方にオススメです！
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- 人気作品もしっかりと取り揃えている
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- 月額プランに加入した場合の特典ポイントが魅力
今なら無料会員登録するだけで、すべての漫画が対象となる100冊まで40％OFFクーポンがもらえるため、自分の好きな漫画全巻を最安でまとめ買いしたい方には必見です！
購入方法は、事前にAmebaコインやマンガコインを購入してから読みたい漫画を購入するか、もしくはクレジットカード等で料金を直接支払い、その都度購入するかたち。
1番のおすすめは「月額プラン」に登録してマンガコインを定期購入してから、漫画を購入することです。
初回特典や継続特典として、プラスαでかなりのマンガコインがもらえ、お得に漫画を購入できるんです！
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コミックシーモアは、NTTのグループ企業であるNTTソルマーレ株式会社が運営する電子書籍サービスで、ほぼ全ての作品をいち早く手に入れられますので、漫画好きなら1度は試して欲しいサービスです！
- 1冊だけ使える70%OFFクーポンがもらえる
- 月額メニュー登録後、全ポイントが還元される
- 無料で読める作品が多い
- 先行配信作品が多い
- 楽天ポイントが使える
コミックシーモアには新規登録キャンペーンがあり、お得な特典が2点あります！
- 特典① 70%OFFクーポンGET
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新規無料会員登録すると1冊だけ使える70%OFFクーポンがもらえます。
そして、月額メニューに新規登録された場合は、後日、登録メニュー分の全ポイントが最大で20,000ポイント還元されますので、実質無料で漫画を購入することができます。
種類の豊富さは勿論、BLやライトノベル作品も充実していて、ランキング上位の作品は無料立ち読みもできるのもオススメの一つ。
また、ポイント等を購入してからの購入ではなく、直接料金を支払う事ができる為、少額の商品から気兼ねなく購入する事が出来るのも嬉しいポイントです！
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漫画「ショートプログラム」のあらすじ
ある雨が降りしきる正月、杉井はある場所へと足を運んでいた。その道中、同級生と出会い今から行くクラス会会場に一緒に行くことになる。近況報告などをしながら歩いていると、あっという間に会場に到着してしまう。変わらないクラスメイト達を見て、杉井の心に懐かしさが込み上げる。少しして、高級そうな車が会場にやってくる。中から降りてきたのは東年男だ。一流大学に通い青山のマンションで生活している、いわゆる勝ち組である彼の姿を見て完全に女子達は目の色を輝かれる。年男のことを見ながら杉井は過去のことを思い出す。中学時代はとても仲が良かった杉井と東だが、高校に進学してからは亜沙子のことで、ギクシャクした関係が続き…。
| 作品名 | ショートプログラム |
| ジャンル | 少年・青年漫画 |
| 作者 | あだち充 |
| 出版社 | 小学館 |
| 掲載誌 | 少年サンデーコミックススペシャル |
| 巻数 | 3巻完結 |
| 外部リンク | Wikipedia |
漫画「ショートプログラム」の見どころ
漫画「ショートプログラム」の見どころを3つ紹介します。
- あだち充の絵が魅力的
- 色々なエピソードを楽しめる
- 切ない恋愛要素が心地よい
あだち充の絵が魅力的
この作品のあだち充の絵に注目してほしいですね。これこそがあだち充だと言わんばかりの絵なのですごく好感が持てると思います。自分はタッチやH2などメジャーどころの漫画が大好きなのですが、その雰囲気をこの短編集からも感じることができると思います。近況というエピソードで甘酸っぱい恋愛展開が描かれていくのですが、そこでのキャラ達の哀愁に満ち溢れた絵がすごくいいですね。すごく感情移入できるというか目が離せません。
色々なエピソードを楽しめる
この作品は短編集なので沢山のジャンルの違った話を楽しめるところがいいですね。あだち充さん独特の切ない話からコミカルな話、胸がキュンキュンできる話などかなりバラエティに富んでいる仕様になっているので飽きることがありません。キャラ達もそれぞれがすごく魅力的に描かれていて嫌なキャラというのが、いないのがすごくいいですね。話自体にすごくリアリティがあって結構なあるある展開などもあったりするので非常に面白いですね。
切ない恋愛要素が心地よい
この作品の魅力として一番は恋愛要素だと思います。女性キャラを中心に、かなり切なさを感じる場面が沢山描かれていくのでその空気感を楽しんでほしいです。個人的にあだちさんのキャラがすごく色気に満ちた表情を作品内で魅せてくれるのでそこに注目していくとより物語が面白くなってくること間違いなしです。気持ちがキュッとなる場面は確かにあるのですが読み終わった後にいい感じの余韻を残してくれるのですごく読んだ後に清々しい気持ちを抱けると思います。
漫画「ショートプログラム」の感想
このショートプログラムが面白いと思える要素として、かなりショートな話が作品に盛り込まれているからです。たったの4pで物語に一区切りつけてしまう話の流れは本当にすごいですね。5×4pという喫茶店を舞台にした話を5話収録しているのですが、その空気感がたまらなく好きですね。喫茶店の情緒ある雰囲気なんかが遺憾なく漫画の中に落とし込まれているので目が離せません。それからメモリーオフという話があるのですが、この話もとても不思議な展開で幕を開けていくので最高ですね。大晦日の夜に一人受験勉強をしていたはじめの元に謎の少女が訪ねてくるのですが、彼女は記憶喪失で自分のことを何もわからないという展開が起こるので非常に興味が湧きました。彼女の持ち物をチェックしてみると拳銃やスタンガンなど物騒なものがたくさん見つかって雲行きが怪しくなっていく流れが非常にドキドキしますね。はじめがこの先どのような行動を選択していくのか想像しながら読み進めていくと俄然物語が面白みを増していくので目が離せませんね。やっぱりあだち充さんは絵も上手いのですが、シナリオの部分でも人の心を惹きつける何かを持っていると感じます。この先どうなるのかという期待感を煽るような演出がたくさん用意されているので飽きることがありませんし、むしろ何度も読むことによってその話が前読んだ時よりも好きになっていることさえあるので堪りませんね。
あだち充さんの作品は大好きで昔からよく彼の作品を購読していたのですが、少年サンデーのイメージが強くて、それ以外にも漫画雑誌に掲載していたことを初めて知り驚きましたね。少女漫画であるちゃおなどにも読み切り作品を描いていたなんて本当に驚きでした。この作品の中でテイクオフというエピソードがあるのですが、その話が非常に面白いです。沖田里美という走り高跳びの選手がいるのですが、彼女に興味を持った大学生の永島との交流を描いていくので非常に読み応えがありました。高跳びの選手として、かなりの期待を背負っている沖田は毎回記録を更新して周りを驚かせていくのでその辺の流れが非常に興味深いですね。しかも、その記録がなぜか永島の身長と一致しているという不思議な展開が巻き起こっていくので先の展開から目が離せません。あだち充独特の甘酸っぱい雰囲気なんかも同時に感じられて本当に読み進めていくのが楽しくてしょうがありませんでしたね。物語の空気感や台詞回しなどすごくあだちワールドに再現されているので最高です。自分は昔からタッチやH2を好んで読んでいたので読み切りのテンポ感も悪くありませんね。むしろサクサクと物語が進行していくので心地よいです。
この作品を読んだことで、またあだち充さんにハマりそうです。昔からタッチやH2、陽当たり良好など好きな作品は数知れずありましたがこの短編集もめちゃくちゃ面白い作品に仕上がっていたかと思います。あだち充さんの作品の一番の魅力はキャラの作画崩れが全くないということですね。昔から同じ絵でキャラデザが変わったなんてことがないので本当にすごいことだと思います。大体の作者さんは絵がマイナーチェンジしていくのでそういうのが嫌いな自分としては本当にあだち充作品が大好きです。エピソードごとにキャラが違って話が色々と描かれていくので、その辺のメリハリの部分がとても素晴らしいですね。コミカルな話から余韻を感じるような話もあったりとすごく読んでいて感情をグイングインと抉ってきます。やっぱり近況というエピソードがすごく好きですね。杉井の葛藤というかメンタルの部分にフォーカスしていくとすごく色々なことを感じることができるのですごく面白いです。あだちさんが描く恋愛ストーリーはやっぱりどこか甘酸っぱくて胸がキュンとするので読んでいて凄く面白いです。やはり月日が経ったことで色々なことが変わったという哀愁の部分を見事に再現していたかと思います。なんだか読んでいてすごく気持ちがほっこりとしました。
あだち充さんの短編集なのですが、エピソードごとに出てくる女の子たちがコロコロと変わるので非常に面白いです。絶対に好みの女の子が出てくると思うので必見です。昔から自分は浅倉南ちゃんが大好きで、あのちょっとあざとくて可愛げがある感じに惹かれていたのですが、この作品を読んだことでその思いがより一層強まってしまいました。と言うのもあだち充さんの女性キャラが本当に可愛くて仕方がないからです。ショートカットの女の子やロングの清楚系の女の子など多岐にわたるキャラがたくさん物語を彩ってくれているので最高です。春が来る前にというエピソードは探偵の話なのですが、それがまたとてもワクワクさせてくれる仕上がりになっていて目が離せません。結構スリリングな展開も用意されていてこの先どのような感じになってしまうのかわからない物語展開は流石です。昔からあだちさんはシンプルなストーリーが特徴でしたから、この短編集も小難しい話が一切ないというところがとてもいいですね。サスペンスものやSFものなど結構バラエティに富んでいる作りになっているので非常に興味をそそられます。個人的にエースを潰せという作品が好きです。タイムスリップものはやっぱり楽しいです。
あだち充の作品というのは、どうしてこんなにも読者の心を掴んでやまないのでしょうか。そういう気持ちを強く抱かせてくれるこの短編集がとても大好きです。昔からタッチなどメジャーどころの漫画を好んで読んでいましたが、たまたま知り合いにオススメされたのをきっかけにこの作品の事を知ることになったんですが本当に出てくるキャラクターたちがめちゃくちゃ魅力的でたまりません。恋愛模様を色濃く描かれているのですが、そのどれもがなんだかちょっと甘酸っぱくて胸がキュンキュンなるようなストーリー展開なので非常に面白いですね。個人的にはこのショートプログラムの第二巻の表紙の女の子がめちゃくちゃ可愛いので必見です。あと近況というエピソードがあったのですが、ものすごくリアリティがあるストーリー展開に目が離せませんでした。主人公である和彦が昔片想いしていた相手とたまたまクラス会で再会するという話で、過去に思い描いていた自分と今の自分の姿がかなりかけ離れていて辟易する姿がとても印象的でしたね。こういう気持ち誰にでも存在していると思うので、この作品によって色々と考えるきっかけになると思うので非常におすすめできるそんな漫画です。
昔から感じていたのですが、あだち充さんの作風にはどこか作品に切なさが含まれていると言うところが非常に良いなと感じています。読み終わった後にかすかに残る余韻と言うものが強く感じられるので本当に大好きな作家さんの1人です。このショートプログラムと言う短編集でもその空気感を遺憾なく作品の中に落とし込んでいるのでどんどん物語にのめり込むことができました。あだちさんがデビュー前に描いたとされる四角い海という作品なのですが、その先入観を持って読み進めていくと彼が天才だということがすぐにわかると思います。コマ割りの繊細さやキャラの言動の部分など見どころ満載でたまりませんね。あと下駄とダイヤモンドというエピソードでドラマ脚本家が主人公の物語があるのですが、それがとても気になりましたね。なんとなくあだちさんの仕事風景とキャラがリンクしてしまって見応えがありました。あだちさんも締め切りに追われて缶詰状態になったこともあるんだろうなということを強く感じてしまいましたね。結構ファンタジーテイストの作品も短編集の中に収録されているので、そういうのが好きな人にとっては結構はまれる作品だと思います。自分は単なるあだち充フリークだったのですぐに物語に没入できましたね。
あだち充さんの作品は昔から大好きで、今までたくさんの作品を読んできたのですが、このショートプログラムと言う短編集も非常に面白い作品が集まっていて大好きです。やっぱり何がいいかというと、あだち充さんは女性キャラクターの魅力が他の作家さんよりすごく高いんだなぁと言うふうに感じます。浅倉南は自分の中では最高のヒロイン像を具現化した存在だというふうに感じているので、本当にあだち充さんには頭が上がらない気持ちです。「近況」と言うエピソードで久しぶりのクラス会が開かれる話が展開されていたのですが、そこでの場面が本当に興味深く映りました。杉井と言う男性が高沢と言う女性のことを今でも片思いしていて、再び出会った時にまたその恋が動き出すのかどうなのかと言う甘酸っぱい姿が非常に面白かったです。今まで自分は同窓会と言うものに行ったことがないので、この作品を読んでそういう知らない気持ちを味わうことができて非常に嬉しい気持ちでいっぱいでした。この話の中では、卒業してから4年の歳月が経って再び集まったらしいのですが、4年と言う短い月日でも同級生たちは色々と近況が変わっていたので本当に話の流れが面白かったです。あだち先生のキャラクターは本当にずっと変わらないクオリティーを保っているので、そこも非常に面白いポイントの1つです。
この作品を読んだ事で、またあだち充作品に心動かされてしまいました。短編集なのですが出てくるキャラクターたちが本当に魅力的な人物ばかりでどのエピソードでもすごく思い出深い感じに仕上がっていたと思います。あだち先生が描く女の子たちは、どうしてこんなにも可愛らしいんでしょうか。個人的にショートカットの女の子を描くのがあだち先生は非常にうまいなぁと言うふうに感じているので、この作品を読んでその気持ちが改めて強くなってしまいました。個人的に、この作品を読んで欲しい時期と言うのは、彼女がいない時に読んでほしいですね。そうすることによって女の子たちが2倍も3倍も魅力的に見えてくると思うので非常にお勧めです。「春が来る前に」と言うエピソードがあるのですが、その話がすごく好きですね。探偵事務所の女の子が主人公として出てくるのですが物語の展開が全く予想外の流れになっていくので、どんどん話にのめり込むことができました。この作品は、あだち先生が短編ものを描いているという意外性もあって非常に楽しめるモノになってると思います。結構ドキドキする展開なんかも用意されていて、この先一体どうなってしまうのかと言うハラハラ感はかなりのもんだと感じられるので必見です。
「ショートプログラム」はあだち充さんによる短編漫画集です。あだち充さんはタッチ・H2・クロスゲームなど長編漫画がとても有名ですが、短編漫画を昔からたまに描いて週刊少年サンデーやビッグコミックなどに載せており、それらをまとめたのがショートプログラムです。
あだち充さんの代表作品のほとんどは心温まる作品になりますが、短編漫画は悲しい結末や残酷な結末のものもあるので、今までにない新しいあだち充さんの世界観も見ることができます。タイムスリップした内容のものや、サラリーマンの主張先での出来事のもの、売れない作家が一念発起して脚本を書いていくものなど幅広いシチュエーションの作品がギュッとつめられており、すきま時間などで楽しむことができます。ショートプログラムの中でも、「下駄とダイヤモンド」「天使のハンマー」「アイドルA」は特にオススメです。短編とはいえ惹きこまれる世界観があり、短編で終わらないで続きを書いてほしいと思うものも多いです。
ショートプログラムの漫画を読んで思うことは、あだち充さんの長編漫画はもちろんですが短編の纏め方がとても上手いと感じます。一般的な漫画は長編なので読まない人でも、短編漫画集である「ショートプログラム」は購入して読んでみる価値はあると思います。
この作品の中で「エースを潰せ」と言うエピソードがあるのですが、その話が本当にめちゃくちゃ面白いです。物語の展開が結構SFっぽくて、あだち充っぽくないストーリー展開がどんどん展開されていくので、かなり新鮮な気持ちで読み進めることができると思います。簡単に説明すると未来のエースを誕生させないために、過去に戻って少年時代の彼に会って野球をやめさせることを主人公が仕向けていくので、そういう展開が好きな自分にとってはかなり興奮しましたね。なんとなくですが、ちょっと映画のバック・トゥ・ザ・フューチャーみたいな感じにも見えてくるので非常に楽しめること間違いなしです。物語のテンポもサクサクと進んでいくので全然苦痛になる事はありませんし、むしろ読んでいて楽しい気持ちばかりが膨れ上がっていくので誰にでもお勧めできるそんなエピソードです。昔からタイムスリップが関わるような作品が大好きだったので、この短編集でもそういうテイストの作品を描いてくれて嬉しい気持ちでいっぱいです。しかも、あだち充さんの作画で見れるというのも、またとても感慨深いところです。物語を最後まで読んでいるとエースを潰せと言う事が実感できるので、そこも素晴らしいポイントの1つだと思います。
昔からいろいろな作家さんの短編集と言うものを読んできたのですが、やっぱりあだち充先生の短編集はどこか独特な雰囲気をはらんでいるように感じてしまうのは私だけでしょうか。個人的に1番印象に残ったのは、何か切ないと言う気持ちが作品全体を包み込んでいるような感じで読み終わった後に若干センチメンタルな気持ちになります。でもそれがすごく心地いいんですよね。あだち先生の代表作でもあるタッチもラストシーンではやっぱり少しセンチメンタルな気持ちになってしまったので、それは仕方ないことなのでしょうね。あだち先生がデビュー前に構想したと言う「四角い海」という作品もこの短編集で描いてくれているので、なんだかすごく得したような気持ちになりました。正直言ってこの「四角い海」と言う作品はちょっとストーリーが荒削りな感じもありましたがデビュー前の作品だと言う付加価値がついたことで、非常に魅力的に見えてくるというのはあると思います。あだち充さんは、今もたくさんの作品を描き続けていますが、この短編集を読んだことで、また違ったあだち先生と出会えるので、タッチなどメジャーどころしか読んだことがない人にこそ読んでほしい作品ですね。
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ぜひ、この記事を参考にしていただき、漫画ライフを楽しんでいただければと思います。